Android Autoの仕様や5年以上使ってみた感想
なぜAndroid Autoを使用するのか

私は現在東京に住んでいますが、23区ではありません。23区への移動手段としては電車が便利ですが、それ以外となると車の方が便利な時が多く、また、地元が関西のため年に5回ほど関西に帰っていますが、その際も毎回車で帰っています。
私は日産のノートe-POWERのE13を所有しています。ナビは純正カーナビで、Android AutoやCarPlayに対応しています。私の手持ちのスマホにiPhoneは無いので、いつもナビを使用する際はAndroid Autoを使用しています。車を購入した最初の数か月はカーナビでナビを使用することもありましたが、Android Autoの存在を知ってからはほぼ常にAndroid Autoを使用しています。
大きな理由としては二つあって、一つは使い慣れたGoogle Mapを使用したかった、もう一つはもし車を買い替えた際、別メーカーになった場合、またUIが変わり一から使い慣れる必要があるからです。他にも細かい理由があるのでそこはAndroid Auto(Google Map使用)とカーナビを比較して説明をしようと思います。
カーナビとAndroid Autoの違いについて、下記に簡単にまとめてみました。
| Android Auto | カーナビ | |
|---|---|---|
| 最新の地図 | 〇 | △ |
| 現在地の精度 | 〇 | 〇 |
| ルートの精度 | △ | 〇 |
| 渋滞情報 | 〇 | 〇 |
| 通信費 | 発生する | 発生しない |
最新の地図
Google Mapはカーナビと違い、「基本的には通信をして最新の地図」を使用しているため、カーナビより地図の更新頻度が高く、常に最新の地図でナビをしてくれます。「基本的には通信をして最新の地図」と記載したのは、Google Mapは事前に地図データをスマホ本体にダウンロードをする場合がある(設定次第)ので、その設定をしていた場合は事前にダウンロードした古い地図データをもとにナビをする場合があります。とはいえダウンロードした地図データは定期的に更新をしてくれるのでそこまで気にしなくてもいいかなと思います。
現在地の精度
現在地の精度は利用しているカーナビによって左右されます。※もちろんGPSそもそもの精度もありますが、ここでは割愛します
特に精度の差が出るのは、トンネルに入ってGPS信号を受信できない状況になった時です。車速センサーがあるカーナビの場合、GPS信号を受信できない状況になったとしても車が進んでいる場合、現在地は更新され続けます。
かたやスマホ単体でGoogle Mapでナビをした場合、もちろん車速センサーはスマホには無いのでトンネルに入ってしばらくすると現在地は更新されなくなります。
Android Autoはカーナビ画面にスマホにインストールしている地図アプリをカーナビに表示するだけでなく、カーナビが車速センサーに対応している場合、その車速センサーを使用してくれます。もちろん、GPSもスマホのGPSではなく、カーナビのGPSを使用してくれます(GPSについてはたぶん)。
私の車の場合、車速センサーがあるカーナビなので、Android Autoを使用していてもGPSはスマホのGPSではなく車に搭載されているGPSを使用してくれるため、トンネルに入ってもAndroid AutoのGoogle Mapは車が進んだ分現在地が更新されます。
車速センサーがない場合でも、Bluetoothトンネルビーコンを設置しているトンネルの場合、Google Mapの設定でBluetoothトンネルビーコンをオンにするとGPS信号がなくても現在地が更新されるようです。

参考にさせてもらった記事↑
ルートの精度
これは体感なので具体的に説明はできませんが、カーナビの方が車の通行に適したルートになるのは間違いないと思います。しかし、Android AutoのGoogle Mapで今のところこんな細い道を案内しないでほしいと思ったことは数年に一度あるかないかくらいなので、不便だとは思っていません。むしろ使い慣れたUIや、お気に入りも表示されるので使い勝手は断然Google Mapです。
一応Google Mapなのかはわかりませんがスマホのナビで細い道に入ってしまってJAFを呼んでしまったという動画があったので、可能性としてはゼロではないのでこんなこともありますよということで共有します。2026年1月の動画です。ナビをしていたのではなく地図を表示して自分で行けると思って行ってしまった可能性もありますが。

渋滞情報
Android Autoは膨大なユーザーデータを使用し、非常に高精度です。カーナビは公的なVICS等を使用するのでAndroid Autoより反映が遅い場合があります。逆にAndroid Autoは高精度すぎるがゆえに渋滞していなくても路上駐車の車が多い道でも渋滞と判断されてしまう場合があり、実際に私も曹宇言った状況に遭遇したことがあります。止まっている車がどれくらいあるのかとかで判断しているようです。
通信費
言わずもがな、Android Autoは通信費が発生しますが、大半のカーナビはもちろん通信費は発生しません。しかし「最新の地図」で前述した通り、事前にダウンロードしたマップでナビをした場合はほとんど通信費は発生しません。ルート検索などで渋滞情報も考慮してルート案内がされるので、通信は必ず発生してしまうと思われます。
通信は必ず発生しますが、航空写真ではなく標準のマップ表示の場合、仮に一時間、30kmの距離をGoogle Mapでナビをした場合、通信量としては数十MBだと予測されます。もちろん環境によるので、おおよその目安として受け取ってもらえればと思います。
最後に感想
結論から言うととても満足しています。
Android Autoの初期設定を完了していると、2回目からはスマホとカーナビをUSBで接続するだけで自動的にAndroid Autoが起動し、Google MapやYouTube Musicのアイコンが表示され、ワンタップで起動できます。USBで接続するだけで自動的にBluetoothにも接続され、音楽もGoogle Mapの音声ナビも車のスピーカーから再生されます。スマホの充電もされるのですが、そこはバッテリーの寿命が短くなるんじゃないかと思う人もいます。これは無線でAndroid Autoの接続に対応しているナビなら解決できます。もしくは、スマホ側で80%までしか充電しない設定ができる場合はバッテリーの寿命を延ばすことができます。
ただ、全く不満がないといえば嘘になります。
まず一つ目に「OK Google」の誤認識です。これは設定で不要にしたらいいのですが、あった方が便利なので有効にしています。しかし本当に何も言ってないのによく誤認識します。しないときは全くしないのですが、する時は本当に一度の運転で何回も誤認識します。
そして最後に、これは安全上仕方がないのですが、Android Autoを使用してカーナビの画面に動画(YouTubeやNetflix等)を表示することはできません。基本的にはカーナビに接続したスマホにインストールしているアプリをAndroid Autoでも使用できるのですが、使用できるアプリは限定的で、YouTube等はそもそもAndroid Autoの画面に表示すらされません。一応カーナビにYouTube等の動画サービスを表示する機器は存在するのですが、その機器はOSとして使用しているのがAndroidでバージョンが古い(12や13がほとんど)のでセキュリティ的に不安があります。
Android Autoを使用して動画も視聴したい場合、Android Autoで接続しているスマホでそのままYouTubeは再生できるのでその方法で代替することはできますが、もちろん画面を注視することは道路交通法で違反となるので、あくまでも運転手以外に楽しんでもらうことが前提です。この方法だとYouTubeの音声は車のスピーカーから流れるので意外と理にかなっています。
このあたりの「Android Autoをしながら運転手以外で動画も楽しんでもらう方法」について、ここ1年くらいどんな環境がベストなのか試行錯誤をしたので、私が考える最強の「Android Autoをしながら運転手以外に動画も楽しんでもらう方法」を次のブログで楽しんでもらえたらと思います。
ではまた。




